こんにちは、RINです。
今日は「もうやめたいのに、なぜかやめられない恋」に悩んでいるあなたへ、お話しを届けたいと思います。
彼に振り回されてばかりの関係。
連絡がこないと不安で、やっと返ってきたと思えば一言だけ。
急に優しくなったと思ったら、また冷たくなったり、そっけなかったり。
そんな彼に心が追いつかなくて、何度も「もう無理かもしれない」と思いながらも、結局また彼を待ってしまう。
このループ、つらいですよね。
でも、ここにはちゃんと理由があります。
今日はその背景にある心の仕組みと、そこから抜け出すための小さな習慣をお伝えします。
無理やり忘れようとしなくてもいい。
少しずつ、自分の軸を取り戻していけば、恋の流れは変わっていきます。
なぜ、振り回されているのに離れられないのか
彼の言葉ひとつ、行動ひとつに一喜一憂して、心がジェットコースターのように上下する。
本当はこんな関係つらいとわかっているのに、なぜかやめられない。
その背景には、いくつかの心理的な理由が隠れています。
ひとつは、感情の乱高下が強い中毒性を生むこと。
いわゆる、吊り橋効果のようなものです。
不安や寂しさで心がしぼんだ状態に、ふいに優しくされると、それだけで強く満たされた気持ちになります。
この繰り返しがあると、少しずつ彼との関係が、自分の心を揺さぶる“刺激”として定着していってしまうのです。
そしてもうひとつは、自分の中にある無意識の思い込み。
たとえば、
・愛されるには我慢が必要
・私は追いかける立場のほうが落ち着く
・期待しない恋のほうが傷つかなくて済む
こういった思い込みがあると、知らないうちに“安定した愛”から自分を遠ざけてしまうことがあります。
振り回されているのにやめられないのは、あなたの意思が弱いからではありません。
これまでの人生の中で身についた「恋の癖」が、今も作用しているだけなんです。
その恋を手放すために、まず整えたい3つの習慣
恋の癖は、すぐに変えられるものではありません。
でも、少しずつ自分の内側を整えることで、見える景色は確実に変わっていきます。
ここでは、振り回される恋から抜け出すための3つの小さな習慣をご紹介します。
- 気持ちをすぐに「反応」させない練習をする
→ 彼からLINEがこない、冷たい態度をとられた。そんなとき、すぐに不安に支配されるのではなく、まずは深呼吸してから反応するクセをつけてみてください。
反射的に反応すると、自分の軸がブレてしまいます。感情に間を置くだけで、思考は整理されやすくなります。 - 1日の中で「自分に集中する時間」を意識的に作る
→ 恋愛に気持ちを持っていかれすぎているときほど、自分のために時間を使う意識が必要です。
たとえば、スマホを見ない朝時間をつくる、好きな香りを選んでみる、ノートに本音を書く。
そういったシンプルな習慣が、自分の存在感を取り戻す土台になります。 - 自分を主語にして言葉を選ぶ
→ 恋愛の中で「彼がどう思うか」「彼にどう見られるか」が中心になると、自分の本音が置き去りになります。
「私はこう感じた」「私はこうしてほしい」と、自分を主語にして言葉を選ぶ習慣を身につけると、自然と心の軸が戻ってきます。
この3つはすぐに恋が変わる魔法ではありません。
でも、恋にすべてを預けすぎていた自分から、少しずつ抜け出していくための入り口になります。
恋のかたちを変えるのは、心のリズムを整えたとき
彼との関係が変わるタイミングって、彼の態度が変わったときではなく、
あなたの内側が整ったときに、ふっと訪れるものだったりします。
LINEの返事を待たなくても落ち着いていられる。
会えない日が続いても、自分を責めない。
優しくされた日も、冷たくされた日も、振り回されない。
そうなってはじめて、彼との距離も変わってくるし、
なにより「この恋は自分に合ってるのかどうか」の判断が冷静にできるようになります。
その変化を起こすのは、劇的な出来事ではなくて、
日々のちいさな選択や、習慣の積み重ねです。
まとめ:抜けられない恋には、あなたを守ってきた理由がある
彼に振り回される恋がやめられない。
それはきっと、あなたが弱いからじゃなくて、
過去のどこかで「そうするしかなかった時期」があったから。
その恋の中でしか感じられなかった安心や、救われた瞬間があったのかもしれません。
でも今のあなたは、もう「ただ待つだけ」「ただ振り回されるだけ」の恋を終わらせたいと思い始めている。
その気持ちがあるなら、大丈夫。
少しずつ、自分を取り戻す準備ができている証拠です。
今回お話しした内容は、あくまで入り口。
ここから先、恋の癖を整えたり、行動を変えていくステップについては、また別の形でゆっくりお伝えできたらと思っています。
まずは今日、あなたが感じたことを大切に。
気づけたことそのものが、変わる始まりです。