こんにちは、RINです。
今日は「どうして私は、いつも相手に合わせてばかりなんだろう…」と感じているあなたへ。
恋愛で振り回されてしまう人のための、心の境界線の引き方をお伝えしていきます。
彼に好かれたいから、多少の無理は我慢する
連絡が来たらすぐ返すし、深夜でも呼ばれたら駆けつける
彼の気分や都合で態度が変わっても、受け入れてしまう
こうやって自分を後回しにしているうちに、
いつのまにか、恋が苦しくなっていくことってありませんか?
実はそれ、「好きだから仕方ない」と思っていた行動が、
心の境界線を曖昧にしてしまっていることが原因かもしれません。
今日は、恋愛における“自分を守る線の引き方”を、一緒に見つめ直していきましょう。
自己犠牲は、優しさではなく境界線の崩れ
相手の気持ちを最優先にして、自分の本音をしまいこむ。
彼の言動に目をつぶって、関係を壊さないように気を遣いすぎる。
そんな恋の仕方がクセになっている人は、「自分が我慢すればうまくいく」と思い込んでいることが多いです。
でも、我慢のうえに成り立っている恋は、
じわじわと心を削っていきます。
そして、ある日ふと気づくのです。
「私、この恋の中に“自分”がいない」と。
優しさと自己犠牲は、似ているようでまったく違います。
優しさには、自分の心も一緒に大切にする余白がある。
でも、自己犠牲には「私さえ我慢すれば」という苦しさがついて回る。
まずはこの違いを、そっと心の中に置いてあげてください。
境界線が曖昧だと、恋はどんどん苦しくなる
恋愛で苦しんでいる人の多くが、境界線を引くことに罪悪感を持っています。
「嫌われたくない」
「重いと思われたくない」
「めんどくさいって思われるのが怖い」
でも、その気持ちを優先しすぎて、
相手のペースばかりに合わせていると、
自分のリズムが崩れ、疲弊してしまうのです。
たとえば、こんな場面を思い出してみてください。
・本当は今日は会いたくなかったけど、断れなかった
・既読をつけたらすぐ返さなきゃと焦ってしまう
・会うたびに不満があるのに、言えずに笑ってしまう
どれも境界線があいまいになっているサインです。
心に線を引くことは、相手を拒絶することではなく、
自分を守り、よりよい関係を育てるための手段なのです。
恋の境界線を引くための3つのワーク
ここからは、今日からできる小さな境界線ワークを紹介します。
- 自分の「嫌だな」と思った瞬間をメモする
→小さな違和感を自覚することで、自分の気持ちに気づく習慣がつきます - 相手に伝える前に「自分に許可を出す」
→たとえば「断ってもいい」「疲れているから返事は明日にしよう」と自分にOKを出すことが大切 - 「私がどうしたいか」を一日の終わりに書き出す
→他人軸ではなく、自分の気持ちにフォーカスする時間をつくることで、軸が整っていきます
境界線を引くのが難しいのは、ずっと自分を後回しにしてきたから。
でも、意識を少し変えるだけで、関係性そのものが優しく変化していくのを感じられるようになります。
まとめ:恋の境界線は、自分を大切にするための優しい線引き
振り回される恋に疲れたとき、
相手を変えようとするより先に、
「自分が自分をどう扱っているか」を見直すことが、
恋の苦しさから抜け出す第一歩になります。
境界線は、冷たさではありません。
それは自分を守るための優しさであり、
本当に大切な人との関係を育てる土台にもなっていきます。
今回は、恋の中での心の線引きについてお話ししました。
ここからさらに、自分を整える習慣や、深い癖の見直しなどについては、
また別のかたちでじっくりお届けできたらと思っています。
あなたが、誰かを大切にする前に、まず自分を丁寧に扱えますように。
そして、恋があなたを苦しめるものではなく、育ててくれるものになりますように。