いつも“好きになった側”で終わる恋を、そろそろ終わらせたい人へ

恋愛実践ノート

こんにちは、RINです。
今日は「恋をすると、いつも自分ばかりが好きで、追いかける側になってしまう…」
そんな恋愛パターンに心が疲れてしまっているあなたへ、お話しさせてください。

いつも片思いみたいな関係で、相手の気持ちに振り回されてしまう。
連絡の頻度も、会えるタイミングも、すべて彼のペース。
気づけば、自分の気持ちを後回しにして“選ばれるのを待つ恋”になってしまっている。

「どうして私は、追いかけられる恋ができないんだろう」
「愛される側になりたいのに、いつも好きになった側で終わってしまう」

そんな恋のクセに、あなた自身も気づき始めているのではないでしょうか。
今日はその“恋愛パターン”の裏側にある心の仕組みと、
そこから抜け出すためのやさしいヒントを、お伝えしていきます。

なぜ私はいつも“好きになった側”になるの?

誰かを好きになること自体は、悪いことではありません。
でも、「自分が好きになった人に好かれない」恋ばかりを繰り返すとしたら、そこにはある“心の癖”が隠れているかもしれません。

その癖とは…

・「好かれるよりも、好かれた方が価値がある」と思っている
・「自分から好きにならないと、恋が始まらない」と信じている
・「相手の反応に合わせることが愛情」と思い込んでいる

こうした思い込みは、もともとの性格や、過去の恋愛経験、育ってきた環境の中で自然と身についてしまったもの。
特に、恋愛において“尽くすこと=愛”と刷り込まれてきた人ほど、
「尽くす側」でいることに安心感を感じてしまいやすいんです。

でもその安心感は、あなたの本当の“満たされる恋”とズレている可能性があります。

尽くす恋がやめられない理由と、心がすり減るメカニズム

自分ばかりが頑張る恋。
本当はしんどいのに、やめられないのはなぜでしょう?

その理由のひとつは、「愛される資格は、努力の先にある」と信じてしまっているから
自分から連絡して、会いに行って、合わせて、我慢して…
そうやって“愛されるに足る存在”になろうとするほど、恋の中での自分が見えなくなっていきます。

でも、努力の先に愛があるとは限りません。
むしろ、がんばる恋ほど、「報われない不安」に敏感になり、
ちょっとした沈黙や既読スルーにさえ、心が傷ついてしまいます。

そうすると、自信をなくし、もっと頑張らなきゃと空回りして…
結局、最後まで“好きになった側”で終わってしまう。

このサイクルに気づかないまま過ごすと、
恋をするたびに自己肯定感が下がっていくような感覚に陥ってしまいます。

でも、もし今あなたの中に「そろそろこの恋のパターンを手放したい」という気持ちがあるなら、
それは十分、ここから変わっていけるサインです。

愛される恋は、「好きにならせる力」から生まれる

恋愛において、“好きになった方が弱い”と言われることがあります。
でもそれは、主導権や駆け引きの話ではなく、“感情のバランス”の話なんです。

相手の気持ちに寄りすぎて、自分の望みや違和感を飲み込んでばかりいると、
その恋は少しずつ“片側だけが頑張る恋”になってしまいます。

本当に愛される恋というのは、
「自分を大切にする姿を見せること」
「自分の価値を自分で知っていること」
その姿に、相手が惹かれていくもの。

つまり、“好きにさせる力”というのは、
相手の気持ちをコントロールすることではなく、
自分を信じているエネルギーに人が引き寄せられていく感覚なんです。

あなたが今までの恋で苦しくなっていたのは、
相手を愛したからじゃなく、“自分を後回しにしていたから”。

恋のバランスを取り戻したいなら、まずは「自分の感覚」に戻ってくることから。
そこから、恋の流れは静かに変わっていきます。

まとめ:愛される恋に変わる第一歩は、“追いかける私”をそっと手放すこと

恋をすると、好きになった側になってしまう。
それ自体が悪いわけではありません。
でも、その恋がいつも不安ばかりで、自信をなくしてしまうなら…
そこには、もう変わりたがっている“あなたの心”があるのかもしれません。

今日お話ししたことは、恋のパターンを見直すための“気づきの入口”です。
本当はここから、“じゃあどう変えていくか”“どんな自分を育てていけば愛されるのか”という
もう少し深いステップがあります。

それについてはまた、別の形でゆっくりお伝えしていけたらと思っています。

今はまず、
あなたがいつも追いかけていたその背中から、そっと目を離して。
“選ばれるための恋”ではなく、“自分を選ぶ恋”にシフトしていく準備を、始めてみてくださいね。

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